残酷な現実として人工知能が人を守るようになる
良く語られるストーリーとして、映画の『ターミネーター』のように
「人間が地球にとって害があるため、機械がそれを排除しようとする」
というものがありますが、おそらくそこに至る前にいくつかの状態に陥ると考えられます
それは環境への配慮などと言った全体的ものよりも
経済のような個人の生活に直結する内容からくるものです
一つ目が人間が機械を排除しようとする状況
これに関しては過去のラッダイト運動の蒸気機関を人工知能に置き換えていただければ
わかると思います。
二つ目が私が個人的に妄想しているのが次の状況です。
人間が人間を攻撃しそれを人工知能が守る
どうしてこのような状況になるのかと言いますと
1.詐欺の増加
人工知能が少しずつ仕事を奪った場合、残されるのは
創造的仕事、リスクのある仕事、人間と人間が直接関わる仕事、等が考えられます。
しかし、これらの条件を満たす芸術、研究、開発、起業、エンターテイメント、などに
全ての人々が転向することは難しいです。
実は、創造的仕事、リスクのある仕事、人間と人間が直接関わる仕事
そして芸術などよりもこれまでの営業活動に近く、さらに高収入を期待できる仕事が存在します。
それが、詐欺です。
もしくはグレーゾーンの何かです。
2.人工知能は低コスト、高クオリティ
人が人を守るのはコストが高くつき、クオリティが安定しません。
しかし、人工知能の場合クオリティは年々高まる一方
コストも低コストで済みます。
実際、現在使用されているメールのスパムフィルターやウィルスバスターのようなものが
現実生活のあらゆる場面に登場していくと考えるとわかりやすいかもしれません。